バウムクーヘンは好きですか。私は好きです。
というわけで、今回は京都の米粉菓子専門店「イカリヤベイカ京都」のバウムクーヘンの話です。
イカリヤベイカ京都 @烏丸御池
オープンは2017年の夏らしいので、比較的新しいお店です。今年の春、花見に向かう途中、ぶらぶら歩いていて見つけました。
なんだか店名に聞き覚えがあるなと思っていましたら、木屋町にある町屋リノベビストロ「イカリヤ食堂」の系列店だそうです。味よし価格よし雰囲気よし、おまけにホスピタリティよしのいいお店ですが、予約はちょっと取りにくい。
それはさておきバウムクーヘンです。京都文化博物館の近く、三条高倉を南に少し下ったところにあります。最寄りは地下鉄「烏丸御池」駅。徒歩5分くらいですかね。
こちらも町家改装系、ネオジャパネスク的なしつらいですが嫌味がなくておしゃれです。
看板商品のバウムクーヘンの他、カヌレやシュークリームなども並んでいます。ここはやはりバウムを食べたい。お店では「米粉バウム」とか「ライスバウム」と呼んでおられる模様。定番のプレーンで食感が異なるらしき「ザクザク」と「フワフワ」の2種類、ついでにポン菓子ショコラを購入しました。
パッケージがかわいい。色もかわいい。#a3c2cf。
開けました。箱入りなので手土産&お土産にいいですね。
さっそく食べましょう。まずは「ザクザク」から。価格は1,200円(税抜)、賞味期限は約5日です。
直径約13cm。アメーバみたいな足があります。かわいい。トースターでちょっと温めるとよいとのことなので温めます。温めました。
香ばしい匂いがします。食べましょう。おお、ザクッとしている…さすがザクザク(語彙力)。ざっくりさっくりしているのにパサつきがない。すばらすばら。外側は少し砂糖が浮いていて、それが温まって少し溶け、噛み締めると生地とともに圧縮されてにちっとします。とてもうまい。とても好き。
フワフワも食べましょう。こちらも直径約13cm。価格もザクザクと同じ1,200円(税抜)。賞味期限はちょっと長くて約1週間。温めずにそのままいただきます。
きめ細やかな生地で確かにフワフワなんですけど、程よくしっとりしていておいしい。私は重めのバウムクーヘンが好きなので、食感が軽すぎたら物足りないかも…と思っていましたが杞憂でした。正統派で比較的日持ちもするので、お持たせに使いやすいのではないでしょうか。
お次はポン菓子ショコラです。フレーバーは5種類あるようでしたが、「ほうじ茶」が売り切れていたので、残りをひとつづつ買ってみました。
サイズは縦10×横5×厚み1cm。おひとつ602円(税抜)。賞味期限はまちまちでしたが、どれも2週間以上ありました。
デザインがいいですね。食材をモチーフに、和の伝統柄を感じさせつつも、あくまでモダンな仕上がりです。ちょっとお高めですが、その分もらったら嬉しい。職場でちょろっと配ったりすれば、オシャンティ手土産をくれる人として君臨できるんじゃないでしょうか。知らんけど。
銀紙を外したところ。左からナッツ、いちご、オレンジ、キャラメルです。ナッツとオレンジはスイートチョコレート、キャラメルはミルクチョコレート、いちごはホワイトチョコレート。キャラメルのビジュアルがこわい。
ポン菓子ショコラという名前から、クランキーチョコのような食感を想像していましたが、ポン菓子は控えめで時々パフっとするくらい。ほぼチョコレートです。ゆえにソリッドなチョコレート部分の多い「ナッツ」は硬くて噛むのに力がいりました…ってあれ?噛まない??みんな割ってるの???
確かに「何回かに分けて食べる」か「1回で食べ切る」か、ちょっと迷うサイズではある。分けて食べる人は割るかもしれないな。私は噛んだけどな。
ナッツ以外のフレーバーには、キャラメルやオレンジピールや乾燥苺のつぶつぶが入っていて、適度な柔らかさがあります。ホワイトチョコレート好きとしては「いちご」推し。もうちょっとポン菓子多めのパフパフでも楽しいんじゃないかなと思いましたが、どれもおいしくいただきました。次は「ほうじ茶」食べたいなあ。
今回はプレーンをいただきましたが、フワフワの定番として「ショコラ」と「抹茶」があるほか、毎月のように限定フレーバーが出ています。お近くにお越しの際には、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
今日もごちそうさまでした。
IKARIYA BEIKA KYOTO
http://www.ikariya-beika-kyoto.com/
京都市中京区高倉通三条下ル丸屋町166-1
定休日:無休
営業時間:10:00~20:00